まずは自己分析が必要

自己PRをスムーズに書いていくためには、しっかりと自己分析を行うことが重要です。
いきなり書き始めても、単に文章を羅列してしまうことになりますし、担当者に対していい印象を与えることができなくなってしまいます。

自己分析ではこれまでの人生を振り返り、良いことだけではなく悪いことも含めて、印象に残ったことを書き出していきます。
またその時にどのような感情を持ったのかを書くことで、自分自身がどんなことに対して興味を持っているのか、また好きなことなどを明らかにしていくことができます。

次に就職を希望している企業の研究を行います。
企業がどのような人材を求めているのかを分析し、自分の持っている強みが求める人材と一致しているかどうか考えてみます。
自分の能力が企業に対して貢献できると思えば、自然と自己PRが書けていけることでしょう。

説得力のある内容にする

自己PRを書く時に、単なる自己紹介に終わってしまうと、説得力のある内容にはなりません。
自分を強くアピールするためには、説得力が出るような文章にすることが大切です。

自己PRでは、最初の部分で結論を伝えます。
結論を早めに書かないと、伝えたいことがはっきりせず、ぼんやりとした文章になってしまいます。

自己PRの中にはアルバイトや部活での経験を書く場合がありますが、単に実績だけを伝えるだけでは不十分です。
そのエピソードを伝える際に、自分がどのようなことを達成したのか、またチームでどう貢献したのかを具体的に書きます。
そうすることで自分の能力を伝えられますし、人柄の部分も表現することができます。

仕事で自分がどのように貢献できるのか伝える

自己PRは、自分が会社や企業に貢献できることを伝える部分です。
そのため、自分の持っている強みがどのように生かせるのか、具体的に書いていくことが大切です。

ただいきなり書くのではなく、事前に会社や企業の社風を確認しておくようにしましょう。
また自分の人間性を偽るのではなく、そのままの自分がどのように仕事で生かせるのかを書くようにします。

気を付けたい自己PRについて

自己PRはしっかりと内容を検討した上で書くことが大切ですが、避けておきたいことがあります。
何よりもアピールポイントに具体性がないと、意欲的な文章だと感じてもらえません。
積極性がないという印象を持たれないためにも、具体性を持った文章を書くことが大切です。

また文章をあまりにも簡潔に書こうとすると、文字数が少なすぎてしまうことがあります。
文字数が少ないと、最初から弾かれてしまう恐れがあります。
意欲が低いと思われてしまうため、必ず十分な文字数を使って書くようにしましょう。