別名芳香療法と呼ばれている
ストレスや疲れの多い今の時代ですが、そんな時だからこそ心から癒される方法を毎日の生活に取り入れたいものですよね。
いろんな方法がある中で、脳や自律神経に作用して、健康や美容に役立つとされているのがアロマセラピーです。
日本では芳香療法とも言われています。
アロマセラピーは、植物から抽出したエッセンシャルオイルを使った療法のことです。
香りを使って健康に役立出せることは、昔から世界中で行われていました。
今では日本でも盛んに行われていて、エッセンシャルオイルを専門に扱っているお店も多くあります。
体のために役立ついろんな効果がある
アロマセラピーは、体の健康や美容などに対していい効果があると言われています。
その効果は、使用するエッセンシャルオイルの種類によって異なります。
まず大きな効果として、自律神経の中でも交感神経の過剰な働きを沈めてくれるという点が挙げられます。
興奮する時に高まる交感神経の働きが弱まることで、リラックスできるようになります。
交感神経の働きが弱まると、副交感神経の働きが高まります。
副交感神経が優位になっていくと、穏やかな気分になれます。
睡眠では副交感神経が優位にならないと眠気が訪れにくくなりますが、アロマセラピーによって深く眠るのをサポートすることができます。
どんな仕組みで体に作用するのか
アロマセラピーではエッセンシャルオイルを使用しますが、オイルに含まれている香りの粒子が鼻を通って脳に到達します。
それによってホルモンの分泌が盛んになります。
きちんと必要な量のホルモンが分泌されると、リラックスしたり幸福感を得ることができます。
また場合によっては痛みを緩和することも可能です。
アロマセラピーで使われるエッセンシャルオイルに含まれている香りの粒子は、目では見えにくいものです。
ただ物体ではあるので、脳に到達します。
エッセンシャルオイルの香りは脳にとっていいため、健康に役立たせることができるのです。
自宅でできるアロマセラピーの方法
自宅でも簡単にアロマセラピーを始めることができます。
疲れやストレスを感じている時には、簡単にできる方法を知っておくと便利です。
最も簡単な方法としては、折りたたんだティッシュにエッセンシャルオイルを数滴垂らすやり方があります。
この方法だけでも、周辺が心地よい香りで包まれます。
また室内全体に香りを広げたいと思ったら、ディフューザーを使うともっと効果的です。
またお風呂でもアロマセラピーをすることができます。
浴槽の中にエッセンシャルオイルを数滴垂らせば、浴室全体がいい香りで包まれます。
血行が促進されますし、優雅な気分に浸ることができます。